メルセデス・ベンツW212 Eクラス E250CDI ATミッションオーバーホール 修理 5速(ベンツ722.6) オートマ

2020/09/11

メルセデス・ベンツEクラス  E250CDI (W212)が入庫されました。
「全く動かないと言う事で入庫されました」診断した結果、ATミッション本体内部故障だと判断いたしました。


早速、ATミッションを降ろします。


ATミッションを分解し原因を突き止めていきます。

K2ドラムの油圧がかかるリングが破損しています。リング溝に摩耗があるためリングを交換しただけでは正常に変速しません。
K2ドラムをアッセンブリー交換し対策部品も組み込みます。

先ほどのK2ドラムの油圧が直接かかる、B1ピストンの軸も交換していきます。対策部品も組み込みます。


クラッチ、プレートも黒く焼けています。ストレーナーにスラッチがつまっていました。


全てのパーツをバラバラにし超音波洗浄、メチレンクロライドにドブ漬けし乾燥させていきます。


バルブボディもオーバーホール、対策部品組込をします。



全てのパーツを組み上げます。トルクコンバーターもオーバーホールしています。


今回のホーバーホールで交換した部品になります。
ATミッション装着後、専用テスターにて設定をしロードテストで完成です。










































 

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