メルセデス・ベンツw211後期  E350 ATミッションオーバーホール 修理 7速(ベンツ722.9) 7AT オートマ

2020/10/16

メルセデス・ベンツw211後期  E350「車が全く動かない」と言うことで、メルセデス・ベンツ専門店からAT単体でお送り頂きました。

専用テスターにて診断した結果、ATミッション本体+TCMにが原因が見られました。




ATミッションを分解し原因を突き止めます。オイルポンプが破損し、ハウジングに傷、コンバータにオイルポンプのメタルが張り付いています。オイルポンプ交換、ハウジングの加工、コンバータの口の交換溶接が必要になります。
またシール、クラッチの摩耗が見られました。


全てのパーツを超音波洗浄、メチレンクロライドにドブ漬けし乾燥させていきます。


クラッチクリアランス測定、ピストンの動作をチェックし、対策部品を組み込み、組み上げていきます。


TCM不良に伴い、バルブボディを交換します。新品基板、バルブボディ本体には対策パーツが組み込んであります。


AT本体を組み上げていきます。


コンバータもオーバーホール+口部の交換をしてあります。


今回のオーバーホールで変えた部品になります。オーバーホールでは、この様に消耗部品、対策部品を変えていきます。


完成したATミッションです。全ての作業完了後、お客様にお送り致しました。





















 

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