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ジャガー XKの修理の依頼で入庫しました。
前進・後進しない状態になります。診断した結果、内部不良だと分かりました
ATオーバーホールでの対応になります。


ATミッションを降ろします。

ATミッションを分解し、状態をチェックしていきます。


オイルパンの磁石に鉄粉が付着しています。




スラストベアリングが破損し、ドラムがぶつかり合い破損しています。
ドラム交換・対策パーツで対応します。


全てのパーツを超音波洗浄、メチレンクロライドにドブ漬けし乾燥させていきます。



クラッチクリアランス測定、ピストンの動作をチェックし、対策部品を組み込みます。


バルブボディも対策部品を組み込みオーバーホールします。


完成したATミッションです。トルクコンバータもオーバーホールしてあります。
ATミッション装着後、テスターにてセッティングをしロードテストで完成です。


今回のオーバーホールで変えた部品になります。